関西の大学に通っていましたが、卒業後は地元北海道に戻ると両親と約束していたため、Uターン限定の就職活動を行いました。まず首都圏の企業と北海道の企業は採用活動のスピード感が異なり、友人達が次々エントリーシート提出や企業訪問を行っていく中で、私だけエントリーすら出来ない状況でした。大学の就職センターでも北海道の企業情報は農業系しかなく、職員との就活相談に至っては「北海道に就職?一体何の企業があるの?」と相談すら門前払いでした。友人達より3ヶ月ほど遅れてようやく動けるようになりました。が、大学の授業と飛行機必須の就活との両立は想像以上に厳しく、まとまった日数地元に戻ると授業の出席日数が足りません。急な説明会や面接が発生すると、飛行機代も万単位で往復分です。親からも、いい加減早く決めろどこでもいいから決めろと急かされ、友人達とは状況が異なりすぎて相談できず、非常に孤独感を覚え精神的に辛かったです。最後、第二希望の企業の最終面接が地元で、書類選考が通った第一希望の企業の説明会と筆記試験と面接がなぜか大阪で、どちらも同日同時刻となりました。第二希望の企業は一つ前の面接の日程を変更していただいた経緯があり、第一希望の企業は内容上日程変更不可で、完全にどちらかを諦めなければなりません。もうここで最後の賭けに出るつもりで、地元から大阪まで正規料金の飛行機で緊急移動し、第一希望の企業を受けにいきました。そして、まさかの内定。嬉しいというより、脱力感がすごく、しばらく気が抜けたようになってしまいました。授業はやはり出席日数が足りず、夏休みは帰郷せず特別講習を受講して単位を取りました。企業研究だの自己分析だの以前に、Uターンでは物理的な問題が多く、これをやりくりするのが大変でした。また、大学側の支援する気の無さにも本当に驚かされました。