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教えなければ良かったわ。

私の初夢は、ただただ幸せでした。とても好きな人が傍にいました。名前は分からないし、顔も、身近な人には当てはまらない。けれど、私はその人のことを確かに覚えていて、深く知っているのです。心が、確かに”大事な人”だと感じていました。昔の私が、前世において出会った人かもしれません。好き以上にと大切な気持ちでいっぱいで、本当に空気のような存在。いて当然、いないと困るような存在です。
手を繋ぎながら、私は昔恐い想いをしたことを伝えました。心の中にあった大きな不安や恐怖は、その人からの優しい言葉や表情でいとも簡単に消えて行きました。なんて優しい気持ちになれるんでしょう。あなたは一体誰なのでしょう。
好きだと言われたわけではないし、好きと伝えたわけでもありません。それでも、お互いが同じ気持ちだということは、すぐに分かりました。二人一緒にいて、初めて意味を持つような、そんな感じです。
夢から覚めると、もう何もありませんでした。一人に戻って寂しかったけれど、想っていればきっとまた、あの人に近付くことが出来ると、何故か私は確信しています。そのうち何処かで出会えるような気さえ、するのです。